バイオリン空を飛ぶ
堀です。
最近は家に居る間はずっとヘッドホン。作業に作業。
耳のカタい部分が痛い。でもその痛み、疲労感も何となく達成感がある。
最近遼君が良い曲を持ってきます。
でも音源作りは基本的に僕。アレンジの中心は僕の脳みそと感性に大きく左右されます。
でもなるべく遼君のアイディアも沢山取り入れたい。せっかく二人でやってるし、二人で生まれるマジックを楽しみたい。
この間は「ストリングス入れてみようよ」と言ってきた。
最初はピンと来なかったが、アレンジしていく内に実にいい雰囲気で、感動的になった。我ながら出来がいいと思う。
ポップスに置けるストリングスはpad的な使われ方が多く、正直言って安っぽいものが多い。
ストリングスの効いたポップスと言えば、僕の中では"くるり"の「ワルツを踊れ(Album)」まずコンセプトとしてストリングスが前提なので、もしかすると比較するものではないかもしれませんが。。
あとはちょっと例外、「1001のバイオリン」あれはカッコいい。クラシカルな音とロックンロールの精神がぶつかって折り重なって一つになっている。
そもそもなんでポップスの領域にストリングスが入ってくるようになったのだろう。
最初はやっぱりビートルズなのかな。先日亡くなったジョージ・マーティンの手腕により、後期ビートルズはロックンロールの枠を大爆発させて芸術にまで到達させました。
ビートルズの成功がなければ、今の音楽みたいにエレキギターとバイオリンが一緒に鳴ることはなかったかもしれませんね。
あ、フィル・スペクターも僕にとっては忘れちゃいけない存在です。
音圧稼ぎって意味では、こっちの方が今に通ずるストリングスの扱い方だと言えそうです。今の人たちはあんまり耳にしないみたいなので、彼の一連の音楽は是非効いてほしいと思います。ポップの何たる可が詰まっていますよ。
では、
久しぶりに音楽の話でした(初めて??)
堀