Q, この写真1枚何g ? A, インスタグラム
くだらないことはさておき、
インスタグラムに目覚めました。 堀です。今更ですよね。
ツイッターで別に良っかと思っていたので、知ってはいましたが殆ど手を出していませんでした。
でもいざやってみると、楽しいもんで。
僕の写真はだいたいレコードの写真。イカしたジャケット、お気に入りのレコードなんかを写真で見せてます。
するとどうでしょう。日本語で投稿しているのにも関わらず、海外からも反応がある。
嬉しい。
著名ミュージシャンの公式アカウントもイイネを押してくれる。
嬉しい。
すっかり虜です。
良かったら覗いてみてくださいな。
2/7に下北沢Breathで SAR のライブがあります。
お時間在れば見に来てください。詳細は以下リンクへ。
http://digapony353.wixsite.com/sarofficial/live
ボブ・ディランの21世紀 (湯浅学 著)を読んだ
先日、ふらりと本屋に立ち寄ったら、こんな本があった。写真は僕のインスタグラムより( @shuhei3936 フォローしてね!!笑 )
(後ろのレコードは2012年作、ディランのtempest。)
湯浅学 著の、"ボブディランの21世紀"という本。
湯浅さんといえば、何と言っても、2013年出版の "ボブ・ディラン ロックの精霊"でしょう!これを読めば、ボブディランが「何かよく分かんない人」ということが、「何となく分かる」という、素晴らしい著書。ディランのノーベル賞受賞後に、再び注目されました。
僕はそんな湯浅さんの目、耳を通して見えて来るディランの姿が好きです。 彼の文章は、ディランに接する上で大きく影響を受けました。
で、本書。とても読み応えのある、優れた著書でした。 2014年の来日公演日記、それに続いて記載されていた2014年の紙ジャケ再発をうけての振り返りは読んでいてとてもワクワクしました。
ノーベル賞受賞においての彼の一連の動向が注目されたせいか、過去に受賞した賞において、授賞式に参加したかどうかとか、コメントを発したかなども書かれていました。いちいち面白い。 ディランのどの言葉も、ご機嫌ナナメなのか、面白がってるのか、素直に嬉しいのか、分からない。
ボブ・ディランは今、何度目かの黄金期を迎えています。断言します。
今の彼は、歌う喜びに満ちあふれています。自作、他作問わず、詩の持つエネルギーを感じ、放っています。 よく分からないボブ・ディランに関して、数少ない分かること(わかっていること)がそれです。 今も昔も、その時代に在るべきボブ・ディランです。
とは言っても、僕は過去に二度見たボブ・ディランを本物だと未だに信じられていません。。。笑 目の前にボブ・ディランがいたなんて。
それは例え信実であろうが、あまりにも現実味がなさすぎる。今の僕にとっては。
たくさんの研究者を生み出し、たくさんの本が出版されたボブ・ディラン。
でも、やはりその核心に迫りたければ、レコードを聴くことが一番だ。
彼の詩にふれたり、彼の絵画をみるのが一番だ。たとえ分からなかったとしても、間違いなくそこに核心がある。
では。
カイコ (RADWIMPS)を友達に薦めていただいたので僕なりに思ったこと。
堀です。 タイトル通りです。
10回くらいぶっ通しで聴いた感想です。ちなみにRADWIMPS自体はさほどファンでもありません。悪しからず。 とは言いつつも中学の頃から流行ってたので、知ってからはもう10年近く経つでしょうか。
で、このカイコという曲。もちろん曲の存在も初めて知りました。
なので本当にまっさらな状態で一からカイコを聴きました。
そして、東日本大震災をうけて出来た曲、ということも事実として頭に入れつつ、その言葉と音符一つ一つをつかみとってみました。では、以下より。
全編説明していると長いので、ポイントを定めて記します。
◎曲の作り
出来るだけ分かり易く説明する様にします笑
各パート(AメロBメロ的なやつ)のメロディの作りは、主題を軸に少しずつずらしていくような作りに思えます。(すべてのものに神は・・・)のメロディが、ここでは軸になっているのではないでしょうか。
そしてパート別で、特に指摘するポイントと言えば、サビ。
(世界は疲れたって・・・)の部分は、比較的長い音符が2つあって、ゆったりしたメロディなのに対して、その後には割と早口のフレーズが来ます。この音の密度の差が、不安定な心境を、僕ら聞き手に抱かせます。焦りの様なものでしょうか。
あとは終わり方。なんだかまだ歌が続くかのような上昇フレーズですよね。多分これも狙ってやってると思います。 最後のお祭りはまだ来てません。
最後は移調?転調?してますよね、気持ーち明るくなってますよね。
◎歌詞
全体として、神とか、木とか、お祭り、生肉とかもそうかな? 神話っぽいですね。
木に関してはユグドラシル(世界樹)と捉えて殆ど間違いはないと思います。人の姿形した・・・という表現をしているものの、これは人そのものですよね。 おっと、順序立てて話さなければ、、、
まず一つ目。
この曲のキーは、やはり最初の二行。(すべてのものに神は・・・ぎゅっと手が回る)
この曲の伝えるものの多くはこの二行に収まっていると思いました。
"自分たちはこれでいいのか"と、"たくさんの苦しんでいる人々がいるのに、こんな日々を送っていて許されるのか"と、そう自分に問うているように思います。
そして二つ目、この曲に出てくる "世界" "宇宙" "銀河" と、最後で唐突に登場する "あなた" のあり方がとても複雑で難しい。未だによく分かっていないけれど、分かる範囲で。
まず世界が、この地球上の話なのか、"この世"のすべてを示すのかが分からない。
うーん、世界が"子"なら神が"親"で、親が子を殺めて、、、という詩の後に(あなたの首元にぎゅっと手が回る)のであれば子供はあなたで、世界 = あなた、、、?
すいません分かりません。
しかしながら、この曲における"壊れる"という言葉は、"破壊されて、すべて無くなっていく"みたいな意味ではなく、ブレイクスルー、現状突破のような意味で使われているように感じました。次の世界へ向かうための現在の終了、を願っているというのでしょうか。
で、多くの歌詞サイトだと
・・・
世界は疲れたって僕にはもう無理だって
宇宙の優しさを独り占めに
またできる日が来たな
最後のお祭りは盛大にさ
始まりの時のように
・・・
となっていますが、僕個人としては、
"またできる日が来たなら"
じゃないかなと。
要するに輪廻ですね。 カイコ(蚕、懐古、回顧)というこのタイトルは素晴らしいです。
うーん、見当違いな部分も多々あるかと思いますが。。。
ファンの方、気分を害されたらすいません。
では。
君と夕日の間
堀です。寒いです。
先日ツイッターで言いましたが、堀周平、故郷静岡に戻ることになりました。
原因は幾つかあります。が、そんな重たい理由でもないですよ。でも軽い決断ではなかったワケですが。
別に、コッチ(東京、及、埼玉)がイヤになったわけでもないし、音楽をやめるわけでもない。
ただ、そうすることが現時点でベストだという結論になったわけです。
昨年末頃、やはり両親からの提案でした。
これまで散々迷惑かけてきた両親です。更に心配までかけさせてしまうのは、やはり申し訳ない。
SARも、継続します。本間君もやりたがってるし、僕が戻るのが解散する理由にもなり得ないので。
てなわけで、SAR並びに堀周平を、引き続き宜しくお願いします。
☆最新アップロード動画★
本間氏のペンによる、「枯れてる唄」